私がクォーターテニスという言葉を初めて聞いたのは、
西宮でクォーターテニスを考案したメンバーの一人からでした。
その時は“発音しにくいスポーツ”という印象しか残っていませんでしたが、
縁あって始めてラケットを持ったのは、9年前の芦屋協会主催の無料体験教室でした。
リタイアして毎日が日曜日の日々を送っていた私に人生の転機がやってきました。
スポーツをしたことがないのにできるかな?と思いながら参加しましたが、
12回の教室を終了するころにはスポンジボールテニスの虜になっていました。
6年後、中学・高校と体育の通知表が“2”だった家内が始め、
二人なら下手でも誰にも迷惑をかけないと、無謀にも全国大会の個人戦に参加し、
沢山の方と知り合うことができ、一段と楽しさがふくらんできました。
一人でも多くの方と、この喜びを分かち合いたい!愛好者を一人でも増やしたい!協会がない、仲間の人数が少ないなどの理由で大会に出場できない人のために役に立つことはないだろうかと相談したところ、
伊丹スポンジボールテニス協会の原田会長、西宮市クォーターテニス協会の森山副会長
明石ショートテニス協会の大前さん、リトルミィ(神戸市北区)坂口代表、
スポーツクラブ21氷上東クォーターテニスサークルの足立代表の協力を得て、
兵庫県協会の設立に至りました。
県下に点在するスポンジボールテニス愛好家が交流できる場所を作り、
点を線に、面へと、広げ、幅広い年代層の方々が生涯楽しめる協会を目指して、
皆様の協力を得ながら一歩ずつ前進していければと願っております。
県協会会長 佐村 悟次